日本でここだけ!?市房山で“幻のチョウ”ゴイシツバメシジミの秘密

7月限定!市房山で“幻のチョウ”ゴイシツバメシジミを見に行こう!

ゴイシツバメシジミってどんなチョウ?

「ゴイシツバメシジミ」という名前を聞いたことがありますか?
これは、日本でとても珍しいチョウの名前です。しかも、2025年現在、日本中でこのチョウが確認されているのは、水上村だけなんです!

ゴイシツバメシジミの名前の由来は、羽の裏にある黒と白の模様が「碁石(ごいし)」のように見えることからきています。体の大きさはわずか2cmほどで、とても小さくてかわいいチョウです。でも見た目は黒っぽくて、キラキラと光るような“黒い宝石”のようにも見えます。

1973年に水上村の市房山(いちふさやま)発見され、そのすごさから、すぐに国の天然記念物に指定されました。


水上村ってどこ?自然がいっぱいの“チョウのふるさと”

水上村(みずかみむら)は、熊本県の南のほう、山々と川に囲まれたとても自然が豊かな場所です。空気がきれいで、水も美味しく、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季のうつくしさが全部そろっている村なんです。

この自然豊かな場所だからこそ、ゴイシツバメシジミのような繊細で珍しい生き物も安心して暮らせるのです。

水上村では「ゴイシツバメシジミの郷(さと)を守る会」という地域のグループが中心になって、チョウを守る活動をしています。草を刈ったり、チョウのすみかになる植物を育てたり、専門家と一緒に調査をしたりと、いろんな努力がつづけられています。


毎年7月は“観察会”のチャンス!誰でも参加できるよ

ゴイシツバメシジミを自分の目で見てみたい!という人にぴったりなのが、毎年7月に開かれる「観察会」です。場所は市房山キャンプ場の近くで、専門の先生や地元の人たちと一緒に、実際にチョウを探しにいくことができます。

ほかにもいる!水上村のレアな生き物たち

水上村は、ゴイシツバメシジミだけではありません。ここには、ほかにも**「ヒメボタル」など、めったに見られない生き物たち**がたくさんすんでいます。

たとえば「ヒメボタル」は、夜になるとちかちかと早く光る小さなホタルで、森の中をクリスマスみたいに光らせます。

まさに水上村は**“自然の宝箱”**のような場所。動植物がいきいきと暮らしている姿を見ることで、自然の大切さや命のつながりを感じることができます。


市房山キャンプ場で自然を満喫しよう!

ゴイシツバメシジミの観察会が行われる市房山キャンプ場は、夏休みのお出かけ先にもピッタリの場所です。

標高が高く、夏でもすずしくて気持ちよく、近くには川もあるので、水遊びや昆虫採集も楽しめます。夜はテントで星を見ながら過ごすこともできて、自然の中で1日まるごと遊べるスポットなんです。

ハイキングコースもあるので、お父さんお母さんと一緒に歩いて、自然の中でのんびりすごすのもおすすめですよ。


自然をまもるって、どういうこと?

ゴイシツバメシジミのような珍しいチョウがいるということは、それだけ自然がきれいで、バランスが保たれているということ。でも、その自然も、私たちがゴミをすてたり、木を切りすぎたりすると、すぐにこわれてしまいます。

だからこそ、水上村では「自然といっしょに生きる」ことを大事にしています。ゴイシツバメシジミを守ることは、未来の子どもたちにもこのきれいな自然を残すことにもつながっているんです。


まとめ:夏休みは、水上村で“幻のチョウ”を見よう!

ゴイシツバメシジミは、日本で水上村にしかいない、とっても貴重なチョウです。7月に市房山キャンプ場で開かれる観察会に参加すれば、自分の目でそのチョウを見て、自然についてたくさん学ぶことができます。

さらに、水上村にはヒメボタルや川遊び、星空キャンプなど、ワクワクする体験がぎっしり!

この夏、家族や友だちといっしょに、水上村で**“自然の宝探し”**をしてみませんか?


🦋関連情報まとめ

  • 観察会:毎年7月中に市房山キャンプ場で開催
  • 持ち物:双眼鏡、帽子、水筒、虫よけスプレー
  • 交通アクセス:熊本市内から車で約2時間

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