第4回奥球磨男子駅伝2025―高校生・大学生・実業団がぶつかり合った42.195kmの激闘!
【大会の概要】
42.195kmの熱い戦いが奥球磨で!
2025年10月5日(日)、秋晴れの空のもと「第4回奥球磨男子駅伝競走大会」が開催されました。スタートとゴールは熊本県多良木町役場。コースは湯前町、水上村、あさぎり町を通る全長42.195km――つまり、フルマラソンと同じ距離です。
この大会のすごいところは、高校生・大学生・実業団チームが同じコースで一緒に競い合うこと!全国的にも珍しい形式で、まさに「世代を超えた駅伝バトル」です。沿道には地元の人たちがたくさん集まり、旗を振って声援を送りました。「がんばれー!」「負けるなー!」と声が飛び交い、会場全体が一体となる熱気に包まれました。
【大会結果】
高校の部では「九州学院」が勝利!
高校の部の優勝は、熊本県の強豪「九州学院高校」。タイムは2時間7分15秒という見事な記録でした。
九州学院といえば、全国高校駅伝にも常連で出場している超強豪校。日々の厳しい練習とチームワークの成果が、この奥球磨の地でも光りました。
沿道で観戦していた村の人たちは「高校生なのに、なんてスピードだ!」と驚きの声。1人1人の走りがまるで風のように軽く、タスキをつなぐ姿は感動そのものでした。
大学・実業団の部は「Nexus(佐賀県)」が栄冠!
大学・実業団の部では、佐賀県代表の「Nexus(ネクサス)」が優勝!タイムは2時間9分2秒でした。
社会人ランナーが多く所属するチームで、スピードと経験がかみ合った安定した走りを見せました。
そして注目は――
なんと、箱根駅伝で有名な青山学院大学(青学)チームが2位!
惜しくもトップには届きませんでしたが、終盤までデッドヒートを繰り広げ、観客からは「最後までドキドキした!」と大盛り上がり。
【レースの見どころ】
チームワークが勝利のカギ!
駅伝は「個人戦」ではなく「チーム戦」。
1人の速さよりも、「次へタスキをつなぐ気持ち」が大切です。
転んでも、疲れても、「仲間に託す」という思いが選手を支えます。
優勝したチームの監督は「ひとりの力じゃなく、全員で勝ち取った勝利です」と語りました。
この言葉には、走ることの意味が詰まっていますね。
【地域の応援と感動の輪】
村全体でランナーを応援!
大会当日は、沿道で太鼓の音や手作りの応援旗がにぎやかに響きました。
地元の人たちが差し入れや温かい拍手で選手を迎え、まるで“お祭り”のような雰囲気に。
「がんばる若者を応援したい!」という村人の気持ちが、選手たちのエネルギーになっていました。
中には、地元食材を使ったお弁当販売や、地域の子どもたちによるダンスステージもあり、駅伝だけでなく“村全体のイベント”としても盛り上がりました。
【大会がもたらす未来】
奥球磨が“スポーツの聖地”に!
この大会は、単なる競技大会ではありません。
地域の人たちが協力して開催することで、若者が地域に関心を持ち、観光客も訪れるきっかけになります。
特に「水上村」や「湯前町」は、陸上合宿やトレーニングの場所としても人気が高まっており、スポーツを通じた地域活性化のモデルケースとなっています。
来年の大会に向けて、「もっと速く走りたい」「また応援に行きたい」といった声が多く聞かれました。
この大会は、走る人も、応援する人も、一緒に成長できる“感動の舞台”です。
【まとめ】
42.195kmをタスキでつなぐ「奥球磨男子駅伝」は、ただのレースではなく、努力・絆・挑戦が詰まったドラマです。
2025年大会では、九州学院とNexusが頂点をつかみましたが、すべてのチームが全力で走りきり、多くの感動を残しました。
次の大会ではどんなドラマが生まれるのでしょうか?
きっとまた、熊本の山あいで熱い戦いがくり広げられるはずです。
あなたもぜひ、次は沿道でこの感動を体験してみてください!

