知らないと損!標高380mで生まれる“奇跡のお茶”の秘密・湯山の山茶でホッとひと息つきませんか?

球磨川の源流・水上村で育つ“特別なお茶”

熊本県球磨郡水上村(みずかみむら)は、自然がとても豊かで、川や森、山に囲まれた静かな村です。この村のはずれを流れるのが、球磨川(くまがわ)の源流。そんな美しい自然のなかで、3代にわたって特別なお茶をつくっている人たちがいます

それが、標高約380メートルの高台にある「濱川園製茶(はまかわえんせいちゃ)」さんです。濱川園製茶の3代目であり、現在の主役は濱川彩美(はまかわあやみ)さん。彼女がつくるお茶は、なんと農薬も除草剤も使わず、自然の力だけで育てられているんです。

山茶とは?朝と夜の寒暖差が生む“香りの魔法”

水上村のような山あいの地域で育てられたお茶のことを、「山茶(やまちゃ)」と呼びます。山茶の特徴は、なんといっても香りがとても良いこと!

なぜ香りがいいのかというと、水上村では昼と夜の気温差が大きく、この**寒暖差(かんだんさ)**が茶葉のうまみや香りをギュッと引き出してくれるのです。さらに、山のきれいな水と空気も加わって、とっても質の高いお茶の葉が育つのです。

まるで自然がつくった「香りの魔法」ですね。

7種類の茶葉を育て、ブレンドの妙を楽しむ

やぶきた、むさしかおり、べにふうき…ってなに?

濱川園では、全部で7種類の茶の品種を育てています。よく聞く「やぶきた」はもちろん、香りが特徴の「むさしかおり」、花粉症にもいいと話題の「べにふうき」など、それぞれ香りや味、うまみがちがうんです。

まるでお茶の“7人の名人”たちが、それぞれの良さを持っているみたい!

彩美さんの手仕事で生まれる「香りのブレンド」

これらのお茶は、ひとつひとつでもとても美味しいのですが、彩美さんはさらに、ブレンド茶も手がけています。違う種類のお茶を組み合わせることで、香りやうまみのバランスが取れた、奥深い味わいが生まれます。

たとえば、まるでお花のような香りのあるお茶と、まったりした甘みのあるお茶を合わせて、「すっきり甘くて、あと味がいいお茶」にしたり。これはもう、お茶の調合師=ティーブレンダーのなせるワザ!

【H2】人気の“湯山の紅茶”と“ほうじ茶”に癒やされる

甘みとやさしい味が人気の「湯山の紅茶」

濱川園のなかでも、特に人気があるのが「湯山の紅茶(ゆやまのこうちゃ)」。紅茶といえば海外のイメージがあるかもしれませんが、なんとこの紅茶、水上村で育てた茶葉だけで作られているんです!

しかも、紅茶なのに苦くない!渋くない! やさしくてほんのり甘い味わいに、思わず「もう一杯…」と言いたくなります。

香ばしさがたまらない「湯山のほうじ茶」

そして、もうひとつの人気商品が「湯山のほうじ茶」。緑茶の茶葉をこんがり炒ったもので、香ばしい香りが特徴です。

湯山のほうじ茶は、朝ごはんや夜のリラックスタイムにピッタリ。お腹にもやさしく、カフェインも少なめなので、小さな子どもやお年寄りにも安心して飲んでもらえます。

自然とともに生きるお茶づくりの未来

農薬・除草剤を使わないということ

濱川園製茶では、農薬も除草剤も一切使いません。それは、自然や土に負担をかけず、体にもやさしいお茶を届けたいという思いからです。

この方法はとても手間がかかりますが、その分、自然な味わいがギュッと詰まったお茶ができるのです。

未来へつながるお茶文化を目指して

このお茶を、子どもや孫の代にも残したい」——彩美さんはそう語ります。手間ひまを惜しまず、自然と共に歩むお茶づくりは、未来への贈り物でもあるんですね。


“一杯のお茶”が、心まであたためてくれる

水上村の濱川園製茶がつくる山茶は、自然の中で育てられた本当にやさしいお茶です。標高の高さ、朝晩の寒暖差、清らかな水、そして作り手の想いが一体となって、ひとくち飲めば、ほっと心がゆるむ味わい

あなたも、日々の忙しさをちょっと忘れて、「湯山の紅茶」や「湯山のほうじ茶」で、心を休めてみませんか?

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